或る、晴れた冬の朝。なぜか、いつもより早めに目覚めた。
作務衣姿で、箒を手に庭に降り立つ。時々、通りを足早に歩く人々の靴音、何処かへ急ぐ車のエンジンの騒音に、ふと手を止めて、人の世を思う。
表地は、本藍染作務衣と全く同じもので、裏地は、綿100%の機械染めで、最高級ポリエステル綿をあいだに挟んで、キルティングが施されてあります。藍染の爽やかな風合いを損なわず、しかも暖かいのが取り得です。
軽い上に、木綿のように湿気を吸うことのない高級ポリエステルのお陰で、昔の綿入れのような、重くてごわごわした感じは、全くありません。キルティングされた裏地のお洒落感覚は、きっとお気に召すことと信じます。