武州正藍染 石塚野袴

「このところ少し軟弱な方向性を感じていただけに、この憲法黒の開発には快哉を叫んだ。まさに剛毅にして端正、やはり作務衣はこうあって欲しい…と考えるのは私だけであろうか」
こんなお便りを目にすると、本当に作務衣づくりをやっていて良かったと思うものです。合わせて世に問うた「野袴」もまた、日本人男性の心の奥にある琴線に触れることができたようで、大変嬉しく思っております。
その「憲法黒」の開発に関わった、織り師石塚久雄さんの創作野袴です。
大ヒットとなった作務衣「卯月」を手がけ、武州はおろか、全国レベルでも創織作家として名を馳せる石塚さんならではの会心作。まさに石塚ワールドの一着ゆえに、作品名もそのまま「石塚野袴」とさせていただきました。

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